用語集
下行性疼痛抑制系
脳から脊髄へ下りてきて、痛みの信号の伝わりを抑えるとされる神経の働き。
かこうせいとうつうよくせいけい
脳から脊髄へ下りてきて、痛みの信号の伝わりを抑えるとされる神経の働き。
くわしく
慢性疼痛治療ガイドライン(2018年)は序文で、1979年の Basbaum や Fields による「下行性疼痛(痛覚)抑制系」の研究を、痛みの研究の大きな発展のひとつとして挙げています。
今野孝彦『「線維筋痛症」は改善できる』(2011年)は、セロトニン・ノルアドレナリンが脳から下りて脊髄で痛みを抑える仕組みとして説明し、線維筋痛症の痛みはこの仕組みの破たんから起きると「考えられている」と書いています。
出典
- 慢性疼痛治療ガイドライン(新しいタブで開きます)厚生労働行政推進調査事業費補助金 慢性疼痛診療システムの均てん化と\ 痛みセンター診療データベースの活用による医療向上を目指す研究班一次
- 今野孝彦『「線維筋痛症」は改善できる — 原因不明といわれてきた全身の激痛』(保健同人社、2011)(新しいタブで開きます)保健同人社二次
関連する語
- 中枢性感作 — 中枢神経の側で痛みの信号が強く受け取られるようになっている状態。線維筋痛症の説明に用いられる枠組み。
- 線維筋痛症 — 全身の広い範囲に慢性的な痛みが続く病気。検査で異常が見つかりにくい。推計で約200万人。
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