In 3 lines
- 音声入力が中心でも、数字とショートカットは指で打つ。そのための26キー
- キースイッチもキーキャップも全部替えられる。押す重さを自分で選べる
- 大きくて重い。机に据えるための道具で、持ち歩きにも、寝たままにも向かない
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文章は音声で入れるようになりました。それでも数字だけは、いまも指で打っています。すぐ計算したいとき、表に売上を入れるとき、それに生成 AI が「1番・2番・3番」と聞いてくるとき。数字は、声より指のほうが速いことがあります。
なぜ試したか
きっかけは ACK05(新しいタブで開きます) です。左手に置いて便利に使っていたのですが、あれはテンキーの代わりにはなりません(キーの形と並びが不揃いなので、数字を並べて置けません)。
それで、テンキーそのものを1台置くことにしました。選んだのは Keychron の V0 Ultra 8K です。

薄いほうの K0 Max(ロープロファイル)とも迷いました。そちらのほうが場所を取りません。それでもこちらにしたのは、好きなキースイッチが使えるからです。編集長は Kailh Deep Sea Silent Pro Box(静音リニア・押下圧 45±10gf)という軸が気に入っていて、それを載せたかった、というだけの理由です。静かなのに、打っていて気持ちがいい——それだけの話です。
買うときに軸を選びます(赤軸・茶軸・バナナ軸)。選んだスイッチは本体に付いてくるので、届いたその日から使えます。編集長のように別の軸に替えたい人だけが、スイッチを自分で買って差し替えることになります。
替えのスイッチは、国内なら 遊舎工房(新しいタブで開きます)が確実でした。海外の通販のほうが安く買えることもあります(編集部が35個入りで比べたときは、その差がありました)。
よかったところ
押す重さと静かさを、あとから変えられます。買ったときの軸のままでも使えますが、この道具ははんだ付けなしでスイッチを全部入れ替えられます(MX 互換の3ピン・5ピン)。

ここは、ほかの道具には無い性質でした。指先が痛い日に合わせて、軽いものを選ぶことができます。押す力の加減を、道具のほうに合わせるのではなく、自分で決められます。これは一人の記録で、痛みが減ると書けるものではありません。
キーキャップも替えられます(MX 互換のもの)。編集長は電卓の形をした立体のキーキャップを付けています。海外の通販で見つけたものです。

数字のほかに、左の M1〜M5 とノブ、右上の4キーがあります。編集部が置いているのは、音声入力の開始/停止、画面の撮影、delete、enter、コピーと貼り付け、電卓の起動です。M5 が Fn になっているので、同時押しでもう1面ぶん使えます。
この道具の要点テンキーとして数字を打ちながら、音声入力の開始と画面の撮影が同じ場所にある。この2つは1日に何度も押すので、探さずに押せることの差が大きいところです。
それと、替えるキーが26個しかありません。フルサイズのキーボードを全部替えるのは大仕事ですが、この数なら手が止まりません。キーボードを自分で組む世界の入り口としても、軽いほうだと思います。
よくなかったところ
大きくて重いです。310g、幅 117.6 × 奥行 138.9mm、高さは奥で 29mm あります(キーキャップを含まず)。ACK05(新しいタブで開きます) と並べると、占める面積は倍近くになります。

据え置き専用です。手に持って使うことも、マグネットでどこかに貼っておくこともできません。重さがあるぶん置けば安定しますが、置き場所を作れることが前提になります。
それから、寝たまま使うことはできません。体調の悪い日に手が伸びる道具ではない、ということです。ここは Relacon(新しいタブで開きます) とは反対側にあります。
薄いほうの K0 Max でもよかったかもしれない、と思うことはあります。場所の話でいえば、あちらのほうが確実に楽です。それでも打鍵感でこちらを選びました。ここは好みで、体調の話ではありません。
誰に向くか
向くのは、机に置き場所を作れる人です。そのうえで、数字とショートカットを指で打つ場面が残っている人に向きます。音声入力を使うようになっても、その場面は無くなりませんでした。
押す重さを自分で決めたい人にも向きます。スイッチを替えられる道具は、そこを選べます。
向かないのは、持ち歩く人と、机に向かえない日に使いたい人です。合う道具は、人によって逆になります。
編集部にとってこれは、体調のいい日に机に向かって、腰を据えて仕事をするときの道具です。そういう日ばかりではないので、ほかの道具と役割を分けています。
| 行き先 | そこで何ができるか |
|---|---|
| メーカー公式(新しいタブで開きます) | 仕様や付属品を調べられます(買えません) |
| Amazon で見る広告(新しいタブで開きます) | リンク先は赤軸の構成です。編集部が使っているのはバナナ軸 (同じ本体で、買うときに選ぶ軸が違うだけです) |
| なみのまの道具のページ(新しいタブで開きます) | よくなかったところ・公式仕様・入手経路をまとめてあります |
この記事について
| 試したもの | Keychron V0 Ultra 8K(箱の表記は V0U-D4・Banana Tactile) |
|---|---|
| 試用期間 | 2026年8月21日から(約3週間) |
| 入手経路 | Amazon.co.jp で購入 |
| 費用 | 11,871円(2026年8月21日時点)。これは本体の値段です(選んだ軸は付いてきます)。編集長はそのあと、別のキースイッチとキーキャップを買い足しています |
| 執筆にかかった稼働 | 口述(音声入力)約10分+公開前の確認 約5分。下書きは AI、取捨選択と文責は編集部 |
| 反動 | いまのところ、目立った反動は感じていません。ただし、この記事1本だけを取り出して反動を測ることはできません(同じ日にほかの作業もしているため)。「書く作業に負担が無い」という意味ではありません |
| 記事のレビュー | 書いた人とは別に、編集部のもう1名が読んでいます(公開前)。指摘は反映してから出しています |
| AIの使用 | 口述の文字起こしと構成。仕様は公式サイトで確認しました。文責は編集部 |
| 利益相反 | 編集部が購入したものです。提供・貸与・依頼を受けたものではありません。記事にはアフィリエイトのリンクがあります(押して買われると編集部に報酬が入ります)。報酬の有無で評価は変えていません |
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