特集|線維筋痛症・慢性疲労症候群(ME/CFS)と、働き方

Record稼働設計 読了 5分

打ち合わせが終わったら、文字起こしを放り込むだけにした

打ち合わせのあとに人がやっていた1セットを渡した。残ったのは、聞くことと、直すこと。

机の上に投入口のある小さな箱。片側から紙の帯が1本入り、反対側から3本の帯が別々の方向へ出ている。箱の脇に小さなボイスレコーダー
イラスト|編集部(AI生成)
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  • 岡田シンペイ

    線維筋痛症・慢性疲労症候群(ME/CFS)の当事者。WEB制作会社 合同会社LOFIR代表、AIネイティブ・エンジニア。体調に波がある人の働き方を設計し、記録している。

私は、線維筋痛症と慢性疲労症候群(ME/CFS)とともに働いています。この記事では、その中で得た知見や、取り組んでいることを紹介します。

In 3 lines

  • 打ち合わせが3本入った日は疲労困憊で、その日はそれで終わり。それでも3本入れられるのは、あとの仕事を渡したから。
  • 会議が終わったら、文字起こしを放り込むだけ。議事録・タスク登録・担当と期限・連絡までが自動で流れる。人が見るのは精度と取りこぼし。
  • 打ち合わせの最中も裏で Claude Code が動いている。渡せたのは「あと」の仕事で、打ち合わせそのものの疲れは渡せていない。

今日は打ち合わせが3本ありました。午前に1本、午後に2本。1時間半と、30分と、1時間。
1日に3本やると、基本的に疲労困憊で、その日は打ち合わせだけをしてほぼ終わりです。
この文章も、3本目が終わったあとに横になって、音声で話しています。

以前は、打ち合わせは1日1本が限度でした。1本やって、その整理をして、議事録を作って、それで一日でした。

いま3本入れられるのは、体力が戻ったからではありません。
打ち合わせのあとに人がやっていた仕事を、ほとんど渡してしまったからです。

打ち合わせのあとに、人がやっていたこと

会議でも打ち合わせでも、終わればそこで議事録を書きます。
誰が参加したのか、何が決まったのか、どんな話をして、どういう背景があったのか。
決まったことに加えて、そこで発生したタスクを洗い出して、誰が対応するのか、いつまでにやるのかを記録して、
それを参加者に議事録という形で展開する。ここまでを、人が全部やっていました。

さらにタスク管理のツールに、やることを登録していきます。私は Todoist をよく使っていました。Notion でもいい。
手作業で、会議で決まったことを登録して、いつまでにやる、と入れる。
見積もりや提案資料を作ることもあります。

部下や外部のパートナーにお願いするなら、依頼のための情報をまとめて仕様書にして渡す。そこで連絡の仕事がまた発生して、終わったらまた連絡が来る。

会議が1回あるたびに、この1セットが付いてきます。

いまは、文字起こしを放り込むだけ

会議が終わったら、まず文字起こし(新しいタブで開きます)をします。
うちでは MacWhisper というソフトを使っています。OpenAI の Whisper というモデルが手元の Mac の中で動いて、
文字起こしと、誰が喋ったのかの判別までやってくれます。

出てきたデータを、n8n というワークフローのツールに放り込みます。
すると自動でワークフローが動いて、Gemini や Claude のモデルが議事録を作りに行きます。
ついでにタスクの分解と登録、担当者の割り当て、期限の設定まで。登録先は Notion です。
連絡も手間なので、議事録とタスク登録が終わったタイミングで、Slack に自動で流れるようにしてあります。

だから私の作業は、会議が終わって出てきた文字起こしを、放り込むだけです。
放り込んだら、議事録もできるし、タスクも登録されるし、連絡もされる。

議事録の精度や、タスクの取りこぼしがないかは、人が見ないといけません。ただ、精度そのものは、モデルの進歩とプロンプト(新しいタブで開きます)の組み方で、相当上がってきました。

登録されたタスクを起点にして、次が動きます。
そのタスクに何が要るのかを AI に集約させて、見積書や企画書を作るところまで AI にやらせる。
コンテンツを作る、ウェブサイトを直す、というところは、企画をやるエージェントと、コーディングをするエージェントに、それぞれ任せます。

打ち合わせと打ち合わせの間に、していること

打ち合わせの最中も、裏では Claude Code(新しいタブで開きます) が何かしらの処理をしています。
1本終わったら、その出力を見て、フィードバックを返しておく。
前の打ち合わせの内容を少し振り返って整理して、タスク化されたものをまた渡して、次の打ち合わせに臨む。

以前はその間に、自分で手を動かして準備し、整理し、発生したタスクに対応していました。その時間が相当減りました。これが無かったら、1日3本はまず無理です。

今日はもう何もできない、となる前に Claude Code に作業をお願いしておけば、横になっていても、寝ていたとしても、その間にある程度は仕事が進んでいます。
無理をしなくても、仕事を溜めるダメージが相当減りました。

ただ、渡せたのは「あと」の仕事です。打ち合わせそのものの疲れは、渡せていません。
今日も、打ち合わせが終わったあとの午後は、かなりの時間をベッドで横になって過ごしました。ヘロヘロでした。

このあたりの経緯は、別の記事に書きました。

残ったのは、聞くことと、直すこと

打ち合わせさえしっかりできていれば、あとの細々とした処理や手を動かす部分は、大部分を AI に渡せるようになっています。

なので、私がやることは2つです。
放り込む材料のために、ヒアリングをしっかりやること。
出てきたものにフィードバックを返して、間違っているところを直すこと。


この記事について

この記事について(稼働・反動・AI の使用・掲載範囲)
読み方これは少数の実例から組み立てた方法です。一般に当てはまる手順ではありません。それでも書くのは、実際にやった記録が積み重なることに値打ちがあると考えているからです。やったことは書きますが、助言はしません。読み方について(新しいタブで開きます)
執筆にかかった稼働約40分(口述 約20分+公開前の確認と、実機での修正。同じ口述から日記1本も起こしている)
反動あり。ただし記事を書いたことの反動ではない。打ち合わせ3本の反動で、終わったあとの午後はかなりの時間をベッドで横になって過ごした(本人確認 2026-09-15)
AIの使用音声入力の文字起こしと下書き。取捨選択と文責は編集部
掲載範囲家族は登場しません。打ち合わせの相手(取引先)は、社名も内容も書いていません

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岡田シンペイ

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