なみのまについて
編集部について
線維筋痛症・ME/CFS の当事者が編集しています。思うように体や時間を使えないなかで働く人が、働き方を自分で決められるようにするために作りました。
なぜ作ったか
編集長は、線維筋痛症と ME/CFS の当事者です。診断がついたあと、いちばん困ったのは治療の情報ではありませんでした。同じ病気の人が、実際にどうやって働いているのかが、どこにも書かれていないことでした。
あるのは、制度の解説か、闘病の記録か、「あきらめなければ道は開ける」という話のどれかです。何時間働いて、どこで止めて、そのあと何日寝込んだのかを書いたものが無い。だから、自分の働き方をどう組み立てればいいのかが分からない。
無いなら作る、というだけの理由で始めました。
このメディアで実現したいこと
大きな話ではありません。次の3つです。
1. 数えられていない人が、いることになる
厚生労働省が数える「難病126万人」に、線維筋痛症の推計200万人は入っていません。珍しくないから、難病ではないことになっている。まずこの事実を、書いて残します。制度を動かすのは私たちの仕事ではありませんが、動かす人が使える記録は残せます。
2. 「配慮」が、仕事を取り上げることにならない
気を遣って役割を渡さないことは、配慮ではありません。守るべきなのは辞退できる自由のほうです。企業・人事の方に向けて、実際にやってみた記録の形でそれを書きます。
3. 条件を自分で決めて働ける
1日の上限、返信の期限、締切の置き方。これを本人が決められて、しかも病気の重さを証明しなくていい状態を、ふつうのことにしたい。そのために、条件を先に出して仕事をした記録を積みます。
読んでくださる方へ
「働けるようになりましょう」とは書きません。働かない選択も、働く選択と同じ重さで扱います。体調が良くならなくても、あなたの側に問題があるということにはなりません。
ここに載るのは、うまくいった話だけではありません。できなかったこと、途中でやめたこと、そのあとに来た反動まで書きます。そのほうが、次に試す人の役に立つと考えているからです。
このメディアについて
体調に波がある人が、どう仕事を組み直しているか。その記録を置く場所です。
軸足は、線維筋痛症と、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に置いています。編集長がその当事者だからです。どちらも指定難病ではありません。障害者総合支援法の対象疾病でもありません。
厚生労働省が数える「難病126万人」に、この病気の人は入っていません。線維筋痛症だけで200万人がいると推計されているのに、です。
理由は、患者が多いからです。指定難病の要件のひとつに「患者数が人口の0.1%程度に達しないこと」があり、線維筋痛症は1.7%。要件を上回っているために、指定されません。
珍しくないから、難病ではないことになっている。そういう場所にいる人たちの話をします。
ただし、読んでいただきたい人はそれだけではありません。ほかの病気や痛み、身体のハンディ、治療の副作用、子育て、介護、家の事情。思うように体を使えない、思うように時間を使えないなかで働いている人と、その人を支えている人。工夫のしかたは、病名が違っても地続きだと考えています。
編集部について
なみのま編集部は、WEB制作会社 合同会社LOFIR の2名と、外部のパートナー(外注先・協力会社)で動いています。2名は、編集長と、そのつれあいです。
記事は、編集長が書いたものも、書いた人とは別のもう1名が公開前に読んでいます。指摘は反映してから出します。記事の末尾の「この記事について」に、そのことを書いている記事があります。
名乗りの決めは1つです。その記事の中身が、誰の身体・経験に由来するかで分けます。実際に使った・痛かった・寝込んだという記録は個人の名前で、調べものや制度の整理、取材の構成は編集部の名前で出します。お話をうかがった方・寄稿された方は、その方のお名前で並べます。
編集長は当事者です。
ただし、等級・受給状況・治療の詳細は公開しません。これは隠しているのではなく、決めていることです。病気の重さを証明することが、この場所の目的ではないからです。
編集の方針
1. 働かない選択を、働く選択と同じものとして扱います
労作のあとに強い消耗が来ること(PEM/労作後倦怠感)は、作業時間を短くすれば避けられる、という性質のものではありません。
2. うまくいかなかったところまで書きます
何ができたかだけでなく、その日の稼働時間、途中で止めた判断、諦めたこと、そして後日の反動まで書きます。反動を書かない事例記事は載せません。
3. 医療行為・治療法は書きません
医療の情報は扱いません。制度についても、専門家の監修が取れるまでは、一般的な説明と相談先のご案内だけにとどめます。
サプリメント・健康食品・マッサージ・運動・日光浴・健康器具については、「使ってみた記録」としてなら書きます。書くのは、何をどれだけ試したか、そのときの稼働と反動、いくらかかったか、合わなかったこと。「効く」「改善する」とは書きません。他の人への推奨もしません。
体を動かすこと(運動・日光浴)を書く回には、次の4つを必ず置きます。
- 労作のあとに悪化することがある(PEM(新しいタブで開きます))注意を、同じ画面に
- 反動の記録(数字で)。「よかった」で終わる回は載せません
- 段階的運動療法(GET)(新しいタブで開きます)が、2021年の NICE ガイドライン NG206 で推奨から外された経緯
- 本人の記録として書くこと。「〜するとよい」と、人に勧める形では書きません
4. 更新の頻度をお約束しません
編集長も当事者です。止まる時期があります。止まっていたことは、隠さずに書きます。
5. AIを使ったときは、そう書きます
記事の作成に AI を使うことがあります。文字起こし、構成案、下書きの作成まで含みます。ただし、AI が書いたものをそのまま公開することはありません。必ず人が読んで、確認し、直したうえで公開します。文責は編集部にあります。使った範囲は、記事の末尾(この記事について)に毎回書きます。
6. 広告であるときは、記事の冒頭に書きます
記事で紹介した商品・サービスのリンクから、報酬を受け取ることがあります(アフィリエイト)。その場合は記事の冒頭に「この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます」と表示します。報酬の有無で評価は変えません。合わなかったものは、合わなかったと書きます。詳しくは「収益と表記について(新しいタブで開きます)」をご覧ください。
運営
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このサイトの画面の作り方と、その理由は「設計の憲法(新しいタブで開きます)」に公開しています。