特集|線維筋痛症・ME/CFS と、働き方

Review記録 読了 6分

手のひらに収まる大きさでも、細かい操作はあきらめずに済んだ

試したもの:エレコム bitra(M-MT2MRSBK)

  • 岡田慎平記録・撮影
白い布の上に置かれた、手のひらに収まる大きさの黒いトラックボール。上面の左寄りに銀色の球があり、その手前にクリックボタンとホイールが並んでいる
写真|岡田慎平 iPhone 17 Pro で撮影(24mm相当・ƒ2.2・ISO 64)
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In 3 lines

  • 人差し指と中指の2本で直径34mmの球を回す。小ささのわりに細かい位置合わせができる
  • 画面の端から端まで大きく動かすのは苦手。手のひら全体で包む持ち方になる
  • 親指の位置のボタンに音声入力を割り当ててから、使い方が変わった

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据え置きの HUGE PLUS(新しいタブで開きます) は、机の上でしか使えません。ノートパソコンと一緒に持ち出せて、それでいて親指だけで回す形ではないものを探して、エレコムの bitra(ビトラ/M-MT2MRSBK)を使っています。

なぜ試したか

条件は2つでした。鞄に入る大きさであること。そして、Relacon(新しいタブで開きます) で分かった「親指だけでは細かい位置合わせができない」を、持ち出す側でも繰り返さないことです。

この道具は、直径 34mm の球を人差し指と中指の2本で回します。大きさのわりに球が大きく、指2本で回せる形になっています。

白い布の上に、灰色の薄い長方形のデバイス(左)と、黒い小型のトラックボール(右)が並べて置かれている。どちらも手のひらに収まる大きさ
右が bitra。左は同じ机で使っている ACK05(新しいタブで開きます) です写真|岡田慎平 iPhone 17 Pro で撮影(24mm相当・ƒ1.78・ISO 100)

よかったところ

小さいわりに、細かい操作ができます。指2本で回すぶん、狙ったところで止められます。Relacon(新しいタブで開きます)(親指だけで回す形)とは、ここがはっきり違いました。

指の定位置が決まります。人差し指と中指は球、親指はクリックとホイール。持ち替えが起きないので、手を動かす量が増えません。

白い布の上で、右手が小型のトラックボールを上から包むように持っている。人差し指と中指が球に、親指が本体の左側のボタンに掛かっている
手のひら全体で包む持ち方になります写真|岡田慎平 iPhone 17 Pro で撮影(24mm相当・ƒ1.78・ISO 80)

普通のマウスより、ボタンが1つ多く置けます。編集部はそこに音声入力(ディクテーション)の開始を割り当てています。戻る/進むを置くより、いまの使い方には合っていました。右手で持ったとき、中指側(本体の右上)にもボタンがあるので、右クリックはそちらへ逃がしています。

この道具の使い方人差し指・中指は球。親指はクリックとホイール。余った1つに音声入力の開始。Relacon(新しいタブで開きます) と同じ考え方で割り当てています。

持ち運ぶためのケースがしっかりしています。本体の形にくぼみがあり、網のポケットに予備の電池も入ります。

開いた黒いセミハードケース。下側のくぼみにトラックボール本体が収まり、上ぶた側の網のポケットに予備の乾電池が入っている
予備の電池も一緒に持てます写真|岡田慎平 iPhone 17 Pro で撮影(24mm相当・ƒ1.78・ISO 100)

よくなかったところ

大きく動かすのは苦手です。画面の端から端まで一気に運ぶような操作は、大きい球のトラックボールのほうが楽でした。球が小さいぶん、一度で動かせる距離が短いからです。

持つと、思ったよりどっしり重いです。本体だけで約 83g、これに単4電池が加わります。置いて安定させるための重さなので、机の上では利点ですが、寝たまま持ち上げて使うなら Relacon(新しいタブで開きます) のほうが楽です。この形で寝ながら使うなら、置く板のようなものが要ります。

手のひら全体で覆うので、手のひらが汗ばみます。通気性は良くありません。夏はとくに感じます。汗をかきやすい人には向きません。

それから、設定はパソコンの側にあります。ボタンの割り当ては「エレコム マウスアシスタント」で行います。本体に設定を持たせる「ハードウェアモード」は、公式のマニュアルによれば IST PRO シリーズだけで、この機種は入っていません。= 使うパソコンごとにソフトを入れることになります。

「ソフトを終了させても割り当てが残るのか」までは、公式の記述を見つけられませんでした。編集部は入れっぱなしにしています。分かったら、ここを直します。

誰に向くか

向くのは、道具を持ち出す人です。そのうえで、親指だけで回す形では精度が足りなかった人に向きます。指2本で回せるぶん、細かいところで止められます。

向かないのは、汗をかきやすい人です。それと、画面を大きく動かす作業が多い人。寝たまま使いたい人にも向きません。そこは Relacon(新しいタブで開きます) のほうが楽でした。

合う道具は、人によって逆になります。ここに書いたのは編集部の一人の記録です。「これを使うとよくなる」という書き方はしません。

表|このページから行ける先。「広告」と書いた行だけがアフィリエイトリンクです
行き先そこで何ができるか
メーカー公式(新しいタブで開きます)仕様や付属品を調べられます(買えません
Amazon で見る広告(新しいタブで開きます)Amazon の取扱は量販店向けパッケージの M-MT2MRSABK(人差し指操作・ブラック)。中身は同じもの
なみのまの道具のページ(新しいタブで開きます)よくなかったところ・公式仕様・入手経路をまとめてあります

買ったら、ここで試してください

このサイトには 手ならし(新しいタブで開きます) という練習場があります。ブラウザだけで動きます。登録も、インストールも要りません。

手ならしの画面。四角い盤面の中央に「はじめる」と「設定」のボタンがあり、その下に「押す」「なぞる」「えらぶ」「つかむ」「はこぶ」の5つの型と、「段1」「段2」「段3」の3つの段が並んでいる。いちばん下に「練習も労作です」の注意書き手ならしの画面。四角い盤面の中央に「はじめる」と「設定」のボタンがあり、その下に「押す」「なぞる」「えらぶ」「つかむ」「はこぶ」の5つの型と、「段1」「段2」「段3」の3つの段が並んでいる。いちばん下に「練習も労作です」の注意書き
なみのまの「手ならし」。点数も順位もつきません

できるのは5つです。

手ならしの4つの型と、それぞれで分かること
分かること
押す1つ押すまでの時間/的の外を押した回数/的に入ってから、押さずに出てしまった回数
なぞる帯から外れずに端まで動かせるか(はみ出した回数)
えらぶ並んだ行から目的の1行を押せるか(ちがう行を押した回数)。行の高さを 64/44/30px で変えられます
つかむ四角をつかんで枠まで運べるか(途中で落とした回数)。押しっぱなしにしない方法も選べます
はこぶ四角をつかんだまま、通路から出ずに運べるか(はみ出した回数/落とした回数)。5つの中でいちばん難しい型です

どの型にも 段が3つあります。何も選ばなければ段1から始まり、1回やり切ると「段2へ進む」が出ます(うまくできたかどうかは見ていません。合否も点数もつきません)。はじめから段2・段3を選ぶこともできます。記録は CSV でおろせます(手元で作るので、どこにも送りません)。

この記事で書いた「小さいわりに細かい位置合わせができる」は、「押す」の的に入ってから、押さずに出てしまった回数に出ます。道具を替えた直後にいちばん増える値なので、替える前に一度測っておくと比べられます。

お願いポインティングデバイスを買ったら、ぜひ一度ここで動かしてみてください。

道具を替えた最初の数日は、道具が合っていないのか、手がまだ慣れていないだけなのかが区別できません。数字が1つあると、そこが分かれます。替える前に、いまの道具で1回やっておくと、替えたあとに同じ条件で比べられます。

点数も順位もつきません。他の人と比べる仕組みは置いていません。記録はお使いのブラウザの中だけに残り、どこにも送っていません。


この記事について

この記事について(稼働・反動・AI の使用・掲載範囲)
試したものエレコム bitra(M-MT2MRSBK・USB2.4GHz/Bluetooth 両対応)
試用期間2026年7月18日から(約2か月)
入手経路Yahoo!フリマで未使用品を購入。個人間の取引なので、同じ条件で買えるとは限りません
費用8,600円(2026年7月18日時点)
執筆にかかった稼働口述(音声入力)約10分+公開前の確認 約5分。下書きは AI、取捨選択と文責は編集部
反動いまのところ、目立った反動は感じていません。ただし、この記事1本だけを取り出して反動を測ることはできません(同じ日にほかの作業もしているため)。「書く作業に負担が無い」という意味ではありません
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AIの使用口述の文字起こしと構成。文責は編集部
利益相反編集部が購入したものです。提供・貸与・依頼を受けたものではありません。記事にはアフィリエイトのリンクがあります(押して買われると編集部に報酬が入ります)。報酬の有無で評価は変えていません

Authorこの記事を書いた人

岡田慎平

線維筋痛症・ME/CFS の当事者。WEB制作会社 合同会社LOFIR 代表社員。体調に波がある人の働き方を設計し、記録している。

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