特集|線維筋痛症・慢性疲労症候群(ME/CFS)と、働き方

Record編集長日記 読了 4分

寝ながら働く部屋を、AI に3Dで作らせてみた

モデリングのソフトを触らずに、写真と口頭の指示だけで部屋を3Dにした。2時間で19回作り直した。

3Dで作った部屋の模型。背を少し起こした電動ベッドの足側が昇降デスクの天板の下に入り、デスクにはディスプレイが2枚。アームの先にノートパソコン、頭側に黒いポールが立ち、左の壁に木の棚がある
3D|編集部(AI で作成)
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Peopleこの記事の人

  • 岡田シンペイ

    線維筋痛症・慢性疲労症候群(ME/CFS)の当事者。WEB制作会社 合同会社LOFIR代表、AIネイティブ・エンジニア。体調に波がある人の働き方を設計し、記録している。

私は、線維筋痛症と慢性疲労症候群(ME/CFS)とともに働いています。この記事では、その中で得た知見や、取り組んでいることを紹介します。

In 3 lines

  • Opus 5.5 と Three.js で、電動ベッドの上の仕事場を3Dの模型にした。渡したのは写真と寸法と取扱説明書。
  • 約2時間で19回作り直した。私は見て違うところを言うだけ。ベッドの角度に合わせてアームやデスクも動く。
  • 家具や簡単な形は問題ない。複雑なものは調整に時間がかかる。間取りなら実用のレベルだと感じた。

Claude の新しいモデル(Opus 5.5)に、Three.js というライブラリを使って3Dの模型を作らせた、という例がいくつも報告されています。
自分の部屋でも試してみました。題材は、電動ベッドの上で働いている、いつもの仕事場です。

「3Dで見る」を押すと動きます。ドラッグで回し、ピンチで寄れます。下のボタンで、ベッドの角度をアプリのメモリーと同じ3つの形に切り替えられます。角度に合わせて、デスクの高さ、ノートパソコン、キーボード、iPad の位置が変わります。

渡したのは、写真と寸法と取扱説明書

最初に渡したのは、部屋の写真31枚です。これだけで、ベッドの足側がデスクの天板の下に入っている、という大まかな配置は読み取ってくれました。
ただ、寸法は写真からの見当なので、そこから先は私が口で直していきました。デスクの幅は1200mm、ベッドの幅は910mm。天板の下に320mmのポールが下りていて、ノートパソコンのアームは280mmの棒が3本、といった具合です。
ベッドは、メーカーの製品写真と取扱説明書のPDFを渡しました。脚の間隔やボードの高さは、説明書の寸法表から拾ってくれました。
最後に、iPad のアームだけを撮った写真を11枚足しました。

2時間で、19回作り直した

最初の版から最後の版まで、約2時間。作り直した回数は19回です。
ほかの作業をしながら作っていたので、実際に手を動かしていた時間は、これより短いです。
私がやったのは、見て、違うところを言うことだけです。直した指示は、たとえばこういうものでした。

  • ベッドにタイヤはない
  • 座面が斜めになっていない。マットは膝の位置で折れる
  • ベッドを起こしたとき、ノートパソコンのアームが天板を突き抜けている。天板をよけて、くの字に折れる
  • マイクのアームが長すぎる。ノートパソコンの横くらいまでしか伸びない
  • スピーカーは横向き
  • フルフラットと、頭を少し上げた姿勢のときは、昇降デスクの脚を伸ばして高さを確保する

アームの長さを決めておくと、ベッドの角度に合わせて、関節を曲げて届く位置を計算してくれます。届かないときは、届く範囲の端で止まります。ここは、口で言っただけで、思ったとおりに動きました。

できなかったこと

写真だけでは、機器の名前までは分かりません。左手のトレーにある小型の機器は、形だけ再現して、名前は「小型の黒い機器」のままです。
向きの取り違えも、何度かありました。ベッドとデスクの位置関係、スピーカーの向き、最初にタイヤを付けていたこと。見れば一目で分かる違いでも、言わなければ直りません。

作ってみて

モデリングのソフトを一切触らずに、ここまでのものができたのには驚きました。
一般的な家具や、簡単な形のものは問題ありません。複雑なものは、調整に時間がかかる印象です。
家の間取りのようなものなら、確かに実用のレベルだと感じました。細かいところまで作り込むなら、Blender や Unreal Engine を使うほうが向いていそうです。


この記事について

この記事について(稼働・反動・AI の使用・掲載範囲)
読み方これは一人の記録です。同じ病名でも、同じ条件でも、別の結果になります。それでも書くのは、一人ぶんの具体が積み重なることに値打ちがあると考えているからです。体験は書きますが、助言はしません。読み方について(新しいタブで開きます)
執筆にかかった稼働約30分(別に、3D 模型の最初の版から最後の版までが約2時間。ほかの作業と並行していたので、実際の稼働はこれより短い)
反動なし
AIの使用3D 模型の作成(Claude Opus 5.5・Three.js)、作業記録からの下書き。取捨選択と文責は編集部
掲載範囲部屋の配置は、仕事の道具のまわりだけを模型にしています。寸法は写真から読んだ見当を含みます

記事にしない短い記録と、新しい記事のお知らせを、X(@naminoma_jp)に置いています。

Authorこの記事を書いた人

岡田シンペイ

線維筋痛症・慢性疲労症候群(ME/CFS)の当事者。WEB制作会社 合同会社LOFIR代表、AIネイティブ・エンジニア。体調に波がある人の働き方を設計し、記録している。

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