特集|線維筋痛症・ME/CFS と、働き方

People記録 読了 8分

線維筋痛症・ME/CFS を、自分の言葉で書いている人たち

  • なみのま編集部調べもの・構成
開いたノートが5冊、大きさを変えて間隔をあけて置かれている線画。中央の1冊に小さなしおりが挟まっている
イラスト|編集部(AI生成)
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In 3 lines

  • 線維筋痛症・ME/CFS について書いている人は、すでに何人もいる
  • ただし発信は分散していて、病名で検索してもたどり着けない
  • いま続いている11件を、最終の発信日つきで並べた

書いている人はいる。届く経路がない

この病気について書いている人は、すでに何人もいます。足りないのは書き手ではなく、届く経路です。「線維筋痛症」で検索して出てくるのは症状の説明と治療の情報と医療機関のページ。何時に起きて、どこで仕事を止めて、翌日どうだったか——本当に読みたいものは、その検索結果には出てきません。

書いている方の多くは病名を看板にしていません。自分の名前で自分の場所に書き、仕事や暮らしの話の合間に体のことが出てきます。自然なことですが、病名で引く検索には当たりません。

発信はある。受け取る側に届いていない。この一覧は、その間を詰めるために作りました。

この一覧に載せる条件

難病という広い言葉で探せば、もっと多くの方が出てきます。このページが扱うのは線維筋痛症と ME/CFS に限りました。条件は3つです。

この一覧に載せる条件
条件どういうことか
ご本人が名乗っている線維筋痛症・ME/CFS の当事者であることを、ご本人が自分で書いていること
その病気を取り上げている当事者でなくても、この病気を主題として継続して発信していること。支援の側・団体の側の発信がこれにあたります(上のどちらか一方で構いません)
いま続いている直近1年以内に発信があること。止まっているものは外さず、節を分けて置きます

ご本人が公開している範囲だけを書きます(病名を当てはめることもしません)。お申し出があれば、理由を伺わずにその日のうちに外します。

どうやって探したか

この一覧が「全部」ではないので、探し方も書いておきます。

  1. 病名そのもので検索した。症状と治療の情報が上位を占め、個人の発信はほとんど出てきませんでした
  2. 書く場所の側から探した。note、個人サイト、出版社の書誌情報、ライブ配信。病名ではなく場所から入ると当たりました
  3. 紹介からたどった。患者会や支援団体が紹介している方、展示や催しに名前が出ている方から、ご本人の発信を探しました
  4. それぞれのプロフィールを読み、上の条件に当てはまるかを確かめた。
  5. リンクが生きているか、最終の発信がいつかを機械で確かめた。つながらなかった方は外しました

この手順で 13件これが上限ではありません。3番目の「紹介からたどる」は、たどる先が増えれば増えます。この一覧は足していきます。

開いたノートが5冊、大きさを変えて間隔をあけて置かれている線画。中央の1冊に小さなしおりが挟まっている
それぞれが、それぞれの場所に書いているイラスト|編集部(AI生成)

当事者として書いている人

敬称は略します。病名はご本人が書いている表記のまま。「直近の発信」は編集部が2026年9月11日に確かめた日付です。

線維筋痛症・ME/CFS の当事者として、いま発信している方(8件)
お名前病名(本人の表記)していること直近の発信
れいな(新しいタブで開きます)線維筋痛症訪問介護ヘルパー・介護福祉士。介護する側で働きながら書いている2026.09
みおしん(新しいタブで開きます)線維筋痛症・ME/CFS心療内科・ペインクリニックの医師。「ペインカード」を作っている。診る側と診られる側の両方にいる2026.09
ごまきな子(新しいタブで開きます)線維筋痛症イラストレーター・漫画家。連載が書籍になっている。絵で書くという形2026.09
横山 小寿々(新しいタブで開きます)ME/CFS作家。『奇跡を、生きている』(青春出版社)。note に書いていたものが本になった2026.09
のしりこ(新しいタブで開きます)線維筋痛症・ME/CFS文筆家・在野研究者。「執筆と仕事依頼について」を自分で出している=依頼の窓口をご本人が持っている2026.08
ME/CFS info(新しいタブで開きます)ME/CFS当事者おひとりが2015年4月から続けている情報サイト。名前を出さずに情報だけを積み上げている2026.07
841(新しいタブで開きます)EDS・ME/CFS愛知県岡崎市で店を営んでいる(予約制)。車椅子。店を続けながら啓発もしている2026.06
おおにし なおみ(新しいタブで開きます)線維筋痛症インクルーシブ空間デザイナー。一般社団法人 Ai-care 代表理事として感覚に配慮した施設「かんかくもーる」を運営。場所そのものを作っているnote(新しいタブで開きます) は 2025.06 で止まっていますが、施設は動いています)2026.05

この病気を取り上げて発信している人・団体

当事者ではありませんが、この病気を主題として継続して発信している方・団体です。支援や制度の側の話は、当事者の記録だけでは埋まりません。

線維筋痛症・ME/CFS を取り上げて、いま発信している方・団体(3件)
お名前・団体名立場していること直近の発信
NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会(新しいタブで開きます)患者会ME/CFS の患者会。制度や研究の動きを伝えている2026.09
NPO法人 線維筋痛症友の会(新しいタブで開きます)患者会2002年10月設立。患者同士の情報交換と、理解を広げる活動2026.09
中金 竜次(新しいタブで開きます)就労支援ネットワーク ONE 代表・ソーシャルナース難病と就労について継続して書いている。働く側と雇う側の両方を見ている2026.05

いまは更新が止まっているもの

条件に当てはまるのに、直近1年の発信が見当たらなかったものです。外さずにここへ置きます。書かれたものの値打ちは、古くなっても減りません。

いまは更新が止まっている発信(2件)
お名前・団体名していたこと直近の発信
ゆらり(新しいタブで開きます)漫画家。ME/CFS・線維筋痛症・化学物質過敏症。『ある日突然、慢性疲労症候群になりました。』(合同出版)。書籍は手に入ります2019.04
線維筋痛症 患者ヘルプ会(新しいタブで開きます)「線維筋痛症患者の活動」で、当事者を1人ずつ紹介していた2023.09

分けた理由は2つ。ひとつは連絡が届きにくいこと。止まっている先へ声をかけても届かないことが多く、体調で止まっているのかもしれないので、追いかけて訪ねるようなことはしません。

もうひとつは読む側の気持ちです。開いた先の最後の記事が何年も前だと「この情報は古い」と感じ、その感じは一覧全体に移ります。いつのものかを先に書いておけば、そこは起きません。これも「届かない」の一部だと考えて、日付を出すことにしました。

形がそろっていないから、比べられない

13件の形はそろっていません。長文で書く人、絵で描く人、場所も note、個人サイト、書籍とばらばら。立場も医師、店主、デザイナー、作家、介護福祉士と違います。それは直すべきことではありません——自分に合う形で続けられることのほうが大事だからです。ただ読む側から見ると、比べにくい。項目も粒度も置き場所も違うので、結局、1つずつ開いて読むしかありません。それができる日ばかりではない、というのがこの病気の条件です。

だからこの一覧では、お名前/病名/していること/直近の発信の4つをそろえました。上から下まで目で追えば、「この人のやり方は自分に合いそうだ」を、開く前に見当をつけられます。

発信している人がいて、それを必要としている人がいる。なのに、その間に道がない。そこに道を通すことのほうが、記事を1本増やすより先だと考えています。先に書いている方々の場所へ読む人を送り出すことも、この場所の役割です。この一覧は足していきます。

ご本人へ/読んでいる方へ

この一覧に載っているご本人へ。お名前を出されることで困る事情がある場合は、お問い合わせ(新しいタブで開きます)からご連絡ください。理由は伺いません。その日のうちに外します。

そのうえで、もしご迷惑でなければ、寄稿やインタビューのお願いもさせてください(条件は 監修・寄稿のお願い(新しいタブで開きます) に先に書いています)。いまは報酬をお支払いできません。「話を聞くだけ」でも構いません。お断りいただいても、この紹介はそのまま残します。

読んでいる方へ。ここに載っていない方をご存じでしたら、お問い合わせ(新しいタブで開きます)から教えてください。上の条件に照らして足します。リンクが切れているものを見つけたときも、教えていただけると助かります。


この記事について

この記事について(稼働・反動・AI の使用・掲載範囲)
この記事の性質ご本人が公開しているものへの案内。評価や順位づけはしていません
確認した日2026年9月11日。リンクの生死と最終の発信日を機械で確かめています
載せる条件線維筋痛症・ME/CFS をご本人が名乗っている/その病気を取り上げて継続して発信している/直近1年以内の発信がある(無いものは節を分けて掲載)
書いていないことご本人が公開していない病名・状態・所在は書いていません
取り下げご本人からのお申し出があれば、理由を伺わずに当日中に外します
執筆にかかった稼働約5時間/3日に分けて
反動あり(1日)
記事のレビュー書いた人とは別に、編集部のもう1名が読んでいます(公開前)。指摘は反映してから出しています
AIの使用検索と下書き。掲載可否の判断と文責は編集部

Authorこの記事を書いた人

なみのま編集部

WEB制作会社 合同会社LOFIR の2名(編集長と、そのつれあい)と、外部のパートナーで動いています。記事は、書いた人とは別のもう1名が公開前に読んでいます。

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